もふもふお疲れ様です。もふもふです。断酒244日目です。
恐ろしい話を聞きました。
私の母の友人(Aさん)のご主人の話です。
ご主人は某有名百貨店で役員まで上り詰めた、厳格で仕事一筋の人でした。
定年退職を機に家族へ宣言。
「これからは、今まで我慢していた好きなことをして生きる」
ご主人にとっての「好きなこと」は、
翌日の仕事を気にせず、好きなだけお酒を飲むこと。
最初は素敵な隠居生活に見えたそうです。
ところが家飲みの量はどんどん増え、
いつしか毎日大量に飲酒。
部屋に引きこもってテレビと酒。
家族の言葉にも耳を貸さなくなり、
やがて朝からベッドの上でお酒を飲むようになったそう。
食事もろくに摂らず、
最後には自力でトイレにも行けなくなり、転倒して救急搬送。
精密検査の結果、末期の肝硬変ということが判明。
ご主人は、そのまま一度も退院することなく亡くなりました。
定年退職から、わずか1年足らず。
家族から出た言葉は、
「正直、亡くなってほっとした」
威厳があって、頼もしかった父親。
まさか定年後、
あんな姿になるとは想像もしなかった、と。
そして話には続きがあります。
ご主人が亡くなったあと、
Aさんも病に伏せ、
息子さんもうつ病を患ったそうです。
住宅ローンは完済していたので、
今は年金と、ご主人が残した現預金を取り崩して生活しているとのこと。
この話を聞いて、
いろいろ考えてしまいました。
幸せって何だろう。
人生って何だろう。
お酒に救われる夜もあるのかもしれない。
でも、「自由」と「酒」が組み合わさった結果、
本人だけでなく、
残された家族の人生まで変えてしまうこともある。
私はもうすぐFIR。
仕事をしなくていい。
好きな時間に起きていい。
明日の予定を気にしなくてもいい。
そんな自由を手に入れようとしています。
だからこそ思う。
お金を準備するだけでは、
幸せなリタイア生活にはならない。
自由になったあと、
何をして生きるのか。
誰と過ごすのか。
毎日どんな生活をするのか。
資産形成と同じくらい、
「自由になった後の自分」を作っておくことが大切なのかもしれません。
恐ろしい話でした。
断酒中の私には、
とても他人事とは思えません。






